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2011年05月 アーカイブ

はじめまして★

今日からここでブログを書かせていただくことになりました。


このブログでは主にクルマに関することを中心に、たまに最新の中古車情報なども混ぜて紹介していけたらなと思っています。


頑張って更新していきたいと思いますので、よろしくお願いします。


さて、わたしはある自動車メーカーの技術者にインタビューしたことがあります。


氏にとってヨットと自動車はまったく別のものなんですね。


「ぜんぜん、ちがうでしょうね。


乗り物であることは変わりないでしょうけれど」


・・・なるほど。


自動車の設計を仕事とすることにヨットをやることで育った感覚や考え方を使わないのですか。


「まあ一般的な就職でしたから。


付け焼き刃のように自動車の本を読んで興味が深くなり、そのまま自動車にかこまれた生活に入ったんですから。


スパッと変化してしまったんですよ」。


・・・氏はこう言いました。


自動車とヨット

「ヨットは寒冷前線で自動車が温暖前線みたいなもので、スッと変化してしまったんですね」


わたしが贔屓にしている町工場はマリーン・エンジンも手がけているんで、信用しているんです。


マリーン・エンジンほど信頼性が重要なエンジンはありませんから。


その線でも、中古車情報の多い自動車に対しての延長線は引けませんか。


「ないですね。


ヨットのレースですと船外機を使う時はリタイアですから、みじめな時なんですね。


まったくちがうんです」


・・・どうやら、陸の上の垂り物とヨットはまったく関係がないらしいですね。


「海と自動車の関係では・・・。


しいて言えば釣りが好きでして、しかも磯釣りなんですよ」。


・・・氏はこんなことを言いました。

ホンダの考える大衆車

氏はさらに言葉を続けました。


「竿の流さが仕舞い寸法でも1メートル45センチもあるんですよ。


ですから、その竿が収納できるようなトランクとか車内寸法だとかは、ゴルフ・バッグやスーツケースと同じように考慮しますね」


・・・結局、氏はやさしい人ですから、こうしてヨットマンらしく助け船を出してくれたのです。


・・・さて、インタビューの筋をインテグラにしぼらなければなりません。


ホンダの考える大衆車とは、本来シビックでした。


当時から中古車情報も多く、一般に多く出回っていましたね。


アコードもその延長線上の上級クラスとしてしっかりと存在しています。


しかし、インテグラだけは、明らかに異質な生まれ方をしているのです。


それまでのホンダの延長線上にないのです。


・・・いえ、それまでのホンダがつくってきたすべての自動車の延長線上にない大衆車なのです。


"六本木の大衆車"

ホンダは、ホンダ・フィロソフィでF1もつくり、大衆車・シビックもつくってきています。


・・・しかし、インテグラは趣きがどうしても異なるのです。


中古車の検索サイトなどをよくチェックしている車好きの人からすれば、それを言うならばレジェンドとそのクーぺはどうなのだと指摘されるでしょうが・・・


そこまでを考えるにはまだ時間が必要です。


ホンダが初めてつくった最高級車レジェンドとそのクーペは、もうすこし世の中にまみえなければその存在が浮き出てこないのです。


BMWを"六本木の大衆車"と呼ぶ日が来てしまったことを、高校生がソアラのオーナーになることを、誰がきっぱりと予想できていたのか、ということと同じ質として時間が必要なのです。


インテグラの技術的なトライというのは、まずDOHCを持ち込んだことでしょうね。


前にお聞きしたように、そもそもインテグラ用として開発されたエンジンなのですから。


「他にもたくさんあるんです。


例えばテール・ゲートのガラスを出来る限り大きくした。


ガラス屋さんが泣くほど大きくしたんですね」。

ストイックな自動車

「スポーツカーのようにみえる4シーターなのですから、リヤ・シートの研究もじっくりとやりました。


シートの厚みを上げないでいかに乗り心地を良くしていくのか。


しかも、リヤ・シートのヘッド・クリアランスをとらなければなりませんから、ルーフの剛性を上げつつ薄くするための努力。


こうした技術には独特なものがあります」


・・・エンジンだけではなかった、ということですね。


「いくつかの大きな理由はあるんですよ。


今までのホンダの自動車は悪く言えばストイックなところがあった、と。


もちろん、その姿勢が評価されて認められてきたのでしょう。


しかし、それだけでいいのでしょうか。


インテリがミーハーするような時代、固い商売をやっているヤツなのに女の話もできるんだなあと、そういう一面も見せられる時代でしょう」。


ホンダのクルマは中古車情報も多く、一般に高い人気を誇っています。


自動車作りの哲学

「シビックは確かにホンダ哲学で作られています。


しかし、そういうギリギリの自動車作りに対して現代人は構えるようになったのではないでしょうか。


気持ちよくゆったりと走りたい、心地よく走りたい、ということをホンダのやり方で受けとめることはできるのではないかと思うんですね。


それは、シビックとアコードがあって、その上下関係のなかではなく三角形に位置する自動車という商品戦略からの答えを出すことにもなるんですね」


・・・"技術は効率の追求につきる"とおっしゃっていました。


「それは変化ないんですよ、考え方は。


エンジンなんて限りなく小さく、それでいて限りなく出力が出ればいいのですから。


しかし、それだけではなくて、人間がどれだけ気持ちよくなるのかも技術的に追求していかなければならないんです。


だからこそ、他社の批判をするわけではないのですがレトロに走ってもいけないし、どこの国のものなのかどこの会社のものなのかがはっきりしない根なし草になってもいけないんです」。


こうした偉大な技術者がいたからこそ、ホンダは世界中で中古車情報が多く、一般大衆に強い人気を誇るメーカーになったのですね。


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